石粉粘土でシャドウ・ディスケンス作ってみた
:メイキング(ラフ~造形)

ダイソーの石粉粘土を使って作ったフィギュア、
シャドウさんのメイキング。
※一部画像はクリックで拡大表示されます
ラフ画。
フィギュア作成にあたり、こだわりポイントが2つあります。
①自立すること・・・接地点3点あれば叶うはず
②360°シャドウさんであること・・・格好よく!
ポーズをどうしようか、あの特徴的な髪型をどうしようか考えた形跡が。



ざっくりイメージができたら、造作に入ります。服の皺なんてあとあと。
まず頭を作って乾燥させ、その後髪のベースを作ります。ヅラです。
第一作のアトナのとき、髪の前部と後部のパーツのズレ
をいちいち合わせるのが手間だったため、
パズル状にする工夫をしました。



髪を盛っていきます。
独特の髪型はシャドウさんのあいでんててーの1つ、最も気合を入れる箇所です。



回しながらバランスを整えます。
実際に手に取れる分、絵よりもやりやすい・・・のか・・・?





同時に体も作っています。
乾燥させる時間が必要なため、異なるパーツを少しづつ進めていきます。
乾燥の際は選択バサミが便利でした(右)。
カッターで胴体を分断し、服の燕尾部分を作ります。
隣り合う色が異なる部位は、分けて塗れるようにバラしてしまいます。
また、腰のくびれをつけるために腕も分断しました。




袖の白いとこや靴。紙やすりですべ すべにしました。
手も作ります。
合成!
服の皺を乗せていくと、だんだんフィギュアっぽくなってきました。
皺は特に調整が必要な部分。
ときにスーツを着て同じポーズをとってカメラをタイマーシャッターにして撮影。
ときに電車に乗った時に前に立つリーマンをガン観。


手が大きく感じ、作り直し。
ちなみに手の作り方。
練った粘土に爪楊枝などで分け目を入れ、そのあと形を整えます。
右の写真が作り直し前(指折れてしまいましたが)と作り直し後(着色後)の比較。


得物も。
シャープなエッジが美しい・・・



ピンセットで削って凹凸をつけたり、やすりで表面を整えたりした後、
いよいよ色塗りへ。